衝撃的なタイトルだが、全世界で宗教の信者数が減少している事実を解説。都会での孤独を癒す役割はスマホにとって代わられようとしている。情報源としては言うまでもない。イスラム教はその競技からスマホの機能と親和性が良いとしている。いずれにせよ現代人にとって必須のアイテムとなったスマホがさらに進化することで、神のような存在になる可能性を予見する。著者は宗教学者。全体に平易な内容。期待ほどの深みはない。イスラム教の解説にページを割く。
スマホが神になる 宗教を圧倒する「情報革命」の力 (角川新書)
- 作者: 島田裕巳
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2016/10/10
- メディア: 新書
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