生きるための選択

まさに命がけで北朝鮮から脱出した著者の自伝。父親の逮捕をきっかけに北で困窮。餓死者が出る飢饉と賄賂が横行する北の実態。中国のブローカーは人身売買。女性はレイプされた上に農家に嫁として売られる。モンゴル経由で韓国にたどりつくが、偏見とギャップは存在する。猛勉強して大学入学。意を決して北の実態を暴露する。離れ離れになっていた姉とは感激の再開を果たす。恐ろしいほどの衝撃の事実の数々。今後の発信力に注目。