*[書評]モチベーション3.0
表題の数字はバージョンを示す。人間の動機付けについて社会心理学の成果を紹介。生存本能の1.0.飴と鞭の2.0から一歩進んで、内的動機である3.0への進化を提唱する。人間の内部には本来向上したいという要求がある。キーは「自律性」「熟達(マスタリー)」「目標」の3つ。さらに高揚感であるフロー状態が好ましい。興味深く読んだ。後半の実践編はやや冗漫。大前氏の訳は意訳をふくめ読みやすい。
- 報酬は遊びを仕事に変えてしまう。
- 目的地に達するには王道を行くしかない。
- フローは魂にとっての酸素
モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか (講談社+α文庫)
- 作者: ダニエル・ピンク,大前研一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/11/20
- メディア: 文庫
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