エッセイ集。地元紙に年2回の寄稿。作家の身の回りに起こったことなどを題材に多少の創作を加えて地方都市の生活感を描く。間に大震災を挟んでいるが、大仰には取り上げず自らの記録という抑えた形で残す。唯一ボランティアを題材にした短編を追加。気弱で心配性な自身を客観的に見つめる。文章は軽妙で読みやすい。
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2015/06/25
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (12件) を見る
エッセイ集。地元紙に年2回の寄稿。作家の身の回りに起こったことなどを題材に多少の創作を加えて地方都市の生活感を描く。間に大震災を挟んでいるが、大仰には取り上げず自らの記録という抑えた形で残す。唯一ボランティアを題材にした短編を追加。気弱で心配性な自身を客観的に見つめる。文章は軽妙で読みやすい。