2015-08-13 幕末マラソン侍 書評 幕末の小藩。黒船来航を機に藩士の体力強化のため遠足が行われる。殿様の鶴の一声で始まった大騒ぎに藩士の思いは様々。5部からなる連作の形を取るが、それぞれが繋がりラストを迎える構成。面白く読めたが、ラストは少し盛り上げすぎで全体のバランスを欠くか。エンタメとしては充分。幕末まらそん侍 (ハルキ文庫)作者: 土橋章宏出版社/メーカー: 角川春樹事務所発売日: 2015/06/13メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見る