変身する組織へ贈る世代交代ストーリー

著者は中小メーカーの2代目。創業者である父親の急逝で30歳で後継者となる。ブラウン管の検査機メーカーであったが、将来性が無く大転換を図る。まず経営理念の明確化からはじめ、ビジョンへと展開していく。実業では苦闘の結果包装用樹脂のシュリンク機械を開発し、これを契機に下請からソリューション企業へ変身を遂げる。本書はあまたの経営理論を実践でどう活かしたかを記録する。中小企業は人材に乏しくトップはすべての分野で活躍する必要がある。古今の経営書を良く勉強されているのが明かであるが、記述はやや冗漫。甘めのB評価。

変身する組織へ贈る!世代交代ストーリー

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