問題解決ラボ

売れっ子工業デザイナーによるエッセイ集。家具や商品から企業イメージのトータルコーディネートまで幅広くデザインを手がける。扱うプロジェクトは常に300件程度。デザイナーの基本としては情報、アイディアの整理、伝達、ひらめきが3要素。前者2つはすべての職業にあてはまる。強調されるのはあえて両極端の発想をスタートとしそこから選択していくこと。スピードが要求される。ユーモアたっぷりで文才も豊か。地頭の良さを感じさせる1冊。

  • アイディアには硬度がある。
  • 原材料(情報)は白黒をつけずグレーな状態を維持すること。
  • とりあえず2択でアイディアを形にする。
  • 日本企業は差別化が苦手なのは常に相対評価をするため。
  • ロールキャベツ化:外見は草食系、中身は肉食系

問題解決ラボ――「あったらいいな」をかたちにする「ひらめき」の技術

問題解決ラボ――「あったらいいな」をかたちにする「ひらめき」の技術