道なき道を行け

著者の自伝。畝傍高校から早稲田大学。日本の大学に飽きたらずアメリカへ留学。物理学の学士号を取り、医療電子機器の開発に従事。GEの管理職となるが、理想に燃えて起業。MRIへの部品供給で社会に貢献する。頻出するドットは人生の変節点。その時々を懸命に生きることで自ら道を開く。根底にながれるのは「したたかな武士道」仁義を重んじる。プロトコルに縛られ熱くなれない日本人に警鐘を鳴らす。前半は成功者の自慢話という感じだったが、後半は師と仰ぐ稲盛流の熱い人生訓。高めのB評価。

道なき道を行け

道なき道を行け