夫婦で行く旅の食日記

タイトル通りの内容。清水夫妻がトルコからイスラム圏、バルカン半島を巡る。ツアー旅行だが観光関係は記録のみで、食事にフォーカスをあてる。著者はいつも酔っているが、奥様の舌の記憶は確かで、帰国後に料理を再現することでさらに奥深いモノになっている。中盤からはさすがにパターン化。行ったことのない国々はイメージが脹らまない。逆にトルコやイタリヤ、スペインはにんまりしてしまうのは読者の身勝手。