サバーイサバーイ

チェンマイの日本領事館が舞台。現地採用職員の主人公が、本省組の副領事の悪事をあばく構図。事なかれ主義で妻にも愛想を尽かされた男が真摯に人に向かい合い、現地の人々の信頼を得るようになるまで成長の軌跡がテーマ。最後は勧善懲悪でメデタシだが、決して裕福でないさまざまな階層のチャンマイ在住の日本人群像とタイ人のを生き方を描き共感を呼ぶ。外務省からクレーム出ないかと余計な心配。いちいち相手にしないか。

サバーイ・サバーイ 小説 在チェンマイ日本国総領事館

サバーイ・サバーイ 小説 在チェンマイ日本国総領事館