2015-01-16 弾正星 書評 戦国の梟雄。松永久秀の一代記。架空の弟が語り部となる。野放図な若い時代から、機知と策略でのし上がり大和一国を支配する。将軍暗殺や東大寺の焼き討ちなど後の信長の手本となる。ある意味極めて合理的。好色で残忍ながら魅力的な人間として描かれており、歴史を離れて新しい人物像を提示する。面白く読めたが少し長く読破には力が要った。弾正星作者: 花村萬月出版社/メーカー: 小学館発売日: 2014/07/25メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る