ぼくの守る星

言語障害を持つ少年とその家族の物語。普通学級に通うが成長するにつれて次第に精神論や理想論ではどうにもならない現実の壁につきあたる。一方で弟の障害で母親が精神を病んだ少女は自殺を考えるほど思い悩む。二人の交流純愛を通して未来への希望を描いてみせる。表題の守る星とは彼女のこと。作者は女性講談師とのことだが、本作は秀作。注目していきたい。

ぼくの守る星

ぼくの守る星