開業50年を迎えた新幹線の技術史を振り返る。高速化への挑戦は空気抵抗との闘いであった。航空工学の知見、空洞試験やスーパーコンピュータでのシュミレーションが駆使され、問題を解決して来た。トンネルでの騒音解決が大きな課題。高速化は限界だがリニアの採算性には疑問を呈する。島秀雄技師長との貴重なインタビューが執筆の動機。よく網羅されているが、既知の事柄も多い。
500系は人気No.1。居住性と運用が問題。
エリア断面積ルールが空気抵抗への対処の基本_
- 作者: 前間孝則
- 出版社/メーカー: さくら舎
- 発売日: 2014/06/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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