たましいの場所

かってのロック歌手は長年書店主として、若くして隠遁生活を送っていたが、ソロとして復活。2000年頃に書かれたエッセイ。創作の話と私生活さらに書評がないまぜになっている。資産家の末弟のようで、金銭的な苦労はせずある意味優雅な人生。残念ながら歌手としての存在はほとんどしらないが、悪ぶった自虐的な歌詞を書く。根本は自分に素直であれというところ。一部共感できるが評価は低めのB。

  • いいものはうるさくない。
  • 大工は生木で家を建てない

たましいの場所 (ちくま文庫)

たましいの場所 (ちくま文庫)