流通大変動

著者は国際経済学者。流通分野の解析に長年携わる。それはちょうど戦後日本の経済史に合致する。マスマーケットは終焉したとし、チャンネルリーダーの地位確保が重要と力説。勝ち組としてはユニクロ。一部を除いてメーカー、問屋の地位が低下しているのが現状。キーワードはITとアジア。国内では高齢化社会への対応も必要。ごもっともなのだが、正直サプライズは無い。