2014-02-22 大地のゲーム 書評 近未来、震災直後の大学キャンパスが舞台。誰もが生きるための争いやリンチが横行する。カリスマ性を発揮したリーダーのもと秩序が一定の回復されるが、彼をとりまく男女の嫉妬、リーダー自身の野心と人間の本性がするどく描かれる。クライマックスは再度大地震に襲われ大学は閉鎖、それぞれ新たな歩みを始めることに。著者独自の世界観は健在。一気に読めたが評価は微妙。大地のゲーム作者: 綿矢りさ出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/07/31メディア: 単行本この商品を含むブログ (12件) を見る