経営面から日本の鉄道会社の現状と将来を分析する。人口の減少により需要増が見込めない中で、都市部はすでにインフラが完備に近く、既存の有効活用が課題。地方は厳しく観光資源としての自助努力と公共性を鑑みた補助が不可欠。財務諸表等を示し、経済学者としてのアプローチは新鮮だが、すべてのケースを網羅しようとするので、記述が長くやや冗長。
鉄道会社の経営 - ローカル線からエキナカまで (中公新書)
- 作者: 佐藤信之
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2013/12/19
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (11件) を見る