いとみち

津軽弁が遠因で引っ込み思案な高校生が、自分を変えようと青森のメイドカフェでバイトを始めるという無理のある設定。個性的な先輩メイドと家族の支えで友人もできかけたところで、店は閉店の危機。得意の津軽三味線でピンチを救う。結末は予想通りだが、展開がうまく感動に引き込まれた。ライトノベルとくくるにはワンランク上の読後感。甘めのA評価。

いとみち (新潮文庫)

いとみち (新潮文庫)