書名通りのルポ。余り報道されていない生々しい状況も克明に記録。2016年は北京開催から間が無く勝ち目のない戦いで本命は2020年だったとする。最大の勝因は政府、皇室、マスコミを巻き込み国民の支持率を高めたこと。IOC委員へのどぶいた選挙。IOCは五輪精神を広げることを第一義とするが、明確な組織を持たず、各委員の裁量が大きいある意味謎の組織である。著者は早大ラクビー部出身のルポライター。
- 作者: 松瀬学
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2013/09/26
- メディア: 新書
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