東日本大震災の直後から、ヤマト運輸が始めた寄付活動。宅急便１個につき、１０円を寄付するというアイディアだが、実に年間利益の４割をつぎ込む英断。対象を産業や医療の復興に絞り、スピードと実効性を重視した。選定にはROIを評価するなどまさに民間の発想。CSRの新しい規範となってよい事例。本書はそに詳細活用例が示される。水産業が中心であるが、被災地の感謝の声に満ちた一冊。
- 作者: 日経BPビジョナリー経営研究所
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2013/09/12
- メディア: 単行本
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