サムソンを世界に冠たる超一流企業に育てたイ-ゴンヒ会長の素顔に迫る。急成長から豪腕のイメージがあるが、実は内向的で引きこもり型の経営者。猛勉強をバックボーンに物事を多角的に分析し、決断は素早い。最大の成功は半導体への投資。企業や国の競争力の源泉は人材にあるとし社員にも自己研鑽を求める。、完全な成果主義で社内競争は激しく、挑戦的な失敗は責めずむしろ現状維持で動かないことを戒める。経営者には未来への想像力とそれを実現する創造力が必要と説く。韓国のカリスマ礼賛の臭いは若干あるが、あまり知られていない経営スタイルは参考になるところ多数。
- 水を見ているだけでは海を渡れない
- 人間に取って最も危険なことは、目標を高く持ちすぎて達成できないことではなく、低く持ちすぎて到達してしまうことだ。
- 苗事業(3−4年)と種事業(10年)の創出
- 風が強いほど凧は元気に飛ぶ。
- 木鶏が理想(荘子)
- 作者: キム・ビョンワン,簗田順子
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2012/12/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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