マングローブ

告発ノンフィクション。JR東日本労組に君臨する松崎明革マル派のカリスマ指導者で戦闘的な動労を率いていたが、コペルニクス的な転換でJRの民営化に賛成。革マル組織の保全を図る。経営陣にも癒着し乗客を人質に会社人事にも容喙する。労組は安全を置き去りにして組織保全のため従わぬ者には、吊し上げやいじめを繰り返す。革マルは情報戦にすぐれ警察のデジタル無線まで盗聴する。松崎は独裁が過ぎやがて組合費を横領私服を肥やすことになる。さすがに反動が来て警察が捜査にの手が入ったようだが、目をつむって来た経営陣とマスコミの責任は重い。経過に注意。

マングローブ―テロリストに乗っ取られたJR東日本の真実

マングローブ―テロリストに乗っ取られたJR東日本の真実