2012-08-12 苦役列車 書評 芥川賞受賞の私小説。性犯罪者を父に持ち、将来への夢を持てず自暴自棄な生活を送る主人公。日雇いの荷役作業で食いつなぐ。同じ職場で親しくなった学生との交友が孤独を癒すが、強引な個性が悪さをして疎遠になる。小説の創作への想いが独自の古風な文体で綴られる。正直言って個人的なあまり共感はできない。評価は分かれるのではないか。苦役列車作者: 西村賢太出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/01/26メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 266回この商品を含むブログ (120件) を見る