四十九日のレシピ

長年連れ添った妻を亡くした父親と、夫の浮気が原因で別居中の娘。妻の教え子というヤンキー娘とブラジル青年が強引におしかけ四十九日の大宴会の準備にかかる。笑いありペーソスあり、空白だった妻の過去が教え子たちによって埋められていき、親子とも明日への希望を見いだすメルヘン。最後のネタアカシはむしろ不要という感じもする。人は誰も誰かのための踏切台という主題には全面的に賛同。
これまた秀作。

四十九日のレシピ

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