亡き妻の遺志をつぐ元国連職員と天才パン職人の異色コンビが営む夜間営業のパン屋。そこの居候することになったとがった女子高生。都会の夜に救うオタクやニューハーフを巻き込みながらメルヘンチックに物語は展開する。それぞれの事情が章ごとに語られるのは予想通りの構成。おいしいパンは万人を救うが合い言葉。まだ完成度は物足りないが、それなりに感動できたので甘めのA評価。
- 作者: 大沼紀子
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2011/06/03
- メディア: 文庫
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