民のみえざる手

2010年の著作。日本市場の縮小は防ぎようがないとして企業には積極的な海外進出を促す。注目はインドネシアと東欧ウクライナ。労働力の安さと英語が魅力。実現のためには日本の教育の抜本的改革により国際的な人材の育成が急務。ロシアとは北方領土で妥協しても平和条約を結ぶべき。後半は自説の個人資産の活用。貯金から国債にまわっている流れを食い止め、モノ(不動産)の購入を進め、グッドライフを求めるべき。民主党政権は期待しているものの、バラマキには厳しい批判も。

民の見えざる手 デフレ不況時代の新・国富論

民の見えざる手 デフレ不況時代の新・国富論