カップヌードルをぶっつぶせ

著者は日清食品の2代目経営者。「草創成就」をキーワードに偉大な創業者である父親、安藤百福氏の事業を引き継ぐ。父親はかなりのカリスマで生前は衝突することも多数あった。前半は創業時の偉業を後半は組織を硬直させないための改革に伊ページを割く。現代の消費者ビジネスはスピードを速めており、次々新製品を開発し、世に問う必要がある。そのため社内の競争を厭わない体制を作り上げた。過激なタイトルは社内の目標。初代は経営者としても優れていたようで多くの名言を残している。

  • 味に国境はないあ。おいしくて安ければ必ず売れる。
  • 優れた商品はそれ自体が流通チャンネルを作っていく。
  • 騎虎おりがたし。事業はすべて進むより引く方が難しい。
  • 社長と権限ではなく責任だ。
  • 成長一路頂点無し。