極北クレイマー

北海道の地方都市。最後に財政破綻するところは夕張市がモデルか。一人の外科医が派遣されるが、市立病院の現状は目を覆うばかり。厚生省から派遣された女医姫宮が一矢を報いるが、唯一の良心である産婦人科医が医療過誤事件で逮捕される。最後に救世主として新院長がが登場し、著者の医療行政批判を代弁する。これまでの作品のように明快な解決は示されない。それだけ地方の医療は危機に瀕しているということ。

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