時が滲む朝

中国の地方学生。純粋な青年が民主化運動の波に巻き込まれる。失意のうちに残留日本人孤児の娘と結婚し来日。運動を続けるものの、生活に追われる仲間達に失望していく。若さと片づけるにはあまりにも激しい季節の記憶。鮮烈ではある。芥川賞受賞作だがそこまでとは正直思えなかった。

時が滲む朝

時が滲む朝