2011-01-11 時が滲む朝 書評 中国の地方学生。純粋な青年が民主化運動の波に巻き込まれる。失意のうちに残留日本人孤児の娘と結婚し来日。運動を続けるものの、生活に追われる仲間達に失望していく。若さと片づけるにはあまりにも激しい季節の記憶。鮮烈ではある。芥川賞受賞作だがそこまでとは正直思えなかった。時が滲む朝作者: 楊逸出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/07メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 34回この商品を含むブログ (81件) を見る