死亡フラグがたちました

失業寸前のフリーライターが、都市伝説である殺し屋「死神」の謎に迫る。犯人と動機の特定は中盤で明かされ、後半はむしろ荒唐無稽なアクションものの様相を示す。ヤクザから女優まで多彩な登場人物を書き分け、重層のプロットをこなしているのは若さの勢いか。B級エンタメと割り切れば充分楽しめたレベル。

死亡フラグが立ちました! (宝島社文庫) (宝島社文庫 C な 5-1)

死亡フラグが立ちました! (宝島社文庫) (宝島社文庫 C な 5-1)