七転び一置き

感動的な自伝。渥美清の付き人を皮切りに、芸能界の裏方として活躍し、ミュージカルの世界で成功した著者が、一転倒産自殺を試みるところまで転落する。隠遁先で子供達と流れ星を見た夜がターニングポイント。飛び込んだ歩合制のリフォーム営業で「皆川メソッド」を開発し、執行役員まで上り詰める。傷もつ男達の集団の中でどもりの中年男性がトップセールスになる小泉さんエピソードは感動的。通勤電車でおもわず涙ぐんでしまった。こういう本との出会いがあるので読書はやめられない。お勧めです。

七転び一起き

七転び一起き