交通事故をきっかけに時間の狭間の無限ループにはまった女性。奇跡的に現在につながった一本の電話が純愛を育む。時の呪縛から抜け出すのは前向きに生きようとする意志。もともと何故か二人称で語られ、前半はやや読みにくかったが電話の辺りから一気に緊迫感を増す。あとがきで自ら作中設定のパラドックスを暴露。こちらは正直気付かなかった。
- 作者: 北村薫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2000/06/28
- メディア: 文庫
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交通事故をきっかけに時間の狭間の無限ループにはまった女性。奇跡的に現在につながった一本の電話が純愛を育む。時の呪縛から抜け出すのは前向きに生きようとする意志。もともと何故か二人称で語られ、前半はやや読みにくかったが電話の辺りから一気に緊迫感を増す。あとがきで自ら作中設定のパラドックスを暴露。こちらは正直気付かなかった。