武士道シックスティーン

高校の名門剣道部で巡り会った二人の少女。タイプのちがう天才剣士。一人は宮本武蔵を崇拝する求道者タイプ。対するは日舞から転身した自然派。性格や考え方の違いから衝突し競い合いながら、友情を深めていくというほのぼの青春物。全体のプロット、キャラクッター配置は「ジウ」シリーズと酷似。ユーモアを交えて交互に語り合う構造のなかで、この年代特有の女の子の可憐さ、一途さが良く描かれ、軽いがさわやかな読後感。きっと続編も読んでしまうでしょう。

武士道シックスティーン

武士道シックスティーン