著者はソニー出身の経営コンサルタント。内外から見たソニーを実例に、大企業病に苦しむ日本企業を解析する。要はアメイカナイズである国際化。大企業病。経理重視の内部統制には手厳しい。人材も製品も「機能価値」より「使用価値」を重視すべしと説く。ビジネス書らしく平易で直裁的な記述で、肯ける部分が多い。1300
- トップは人材をControlするのでなく、Motivationすべし。CMOたれ。
- 会社は社会と一体であるには、人材構成をそれに合致するのが理想。エリート集団は社会の感覚から遠ざかる。例は霞ヶ関。
- 多角化から本業回帰へ揺り戻しが起こっている。「選択と集中」を言い出したのはGE。
- 作者: 横田宏信
- 出版社/メーカー: ゴマブックス
- 発売日: 2008/02/01
- メディア: 単行本
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