2009-01-01 竹千代を盗め 書評 桶狭間の後の徳川家が舞台。今川家に人質に取られている家康の妻子を取り返す仕事を請け負った甲賀ものの一族。婿養子の棟梁が主人公。必ずしも一枚岩でない配下、一族の統率と、情報漏れのため防御を固める今川方との暗闘。両家の家臣たちの思惑も絡み合い謀略戦の様相となる。最終的には敵の弱点をつき人質交換に持ち込む。紅白を観ながらだらだらと読むエンタメ歴史もの。楽しめるレベル。竹千代を盗め作者: 岩井三四二出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/03メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る