商人道「江戸しぐさ」の知恵袋

作者は江戸時代の商人の人生哲学として口伝された「しぐさ」の語り部を自称する。最近TV−CM等で評判になっている。単なるマナーと誤解されがちだが、そこにはビジネストップたちの実経験に培われたソフトが凝縮されており、現代でもグローバルスタンダードとして充分通用すると主張する。思い入れはわかるのだが、逆に力みが感じられ、同じ事象の繰り返しも多くやや読みづらい。

  • 江戸しぐさの基本は健康、つきあい、平和の3つ。常に他人を思いやり共生を尊ぶ。
  • 目的は明るく生きるためのソフト
  • 子供は親の言うとおりにならない。したとおりになる。=知らず知らずに見よう見まね。

商人道「江戸しぐさ」の知恵袋 (講談社+α新書)

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