柳昇師匠の一兵卒としての戦記。東京で健二の誉れとして入営し、機関銃部隊の兵長殿として中国駐屯から、最期は輸送船の護衛部隊として対空戦闘に従事する。日常の兵営生活と人間関係が軽妙なタッチで描かれる。人情家でその暖かい人柄から自ずから部下、同…
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