笑福亭鶴瓶論

今やお笑い界の大御所、国民的スターの神髄に迫る。キーワードはスケベ。人、場所、時間にこだわらず貪欲な好奇心を発揮、他人を純粋に愛し愛される。その反面笑いには貪欲。自分がいじられることで笑いを取る。若い時はアフロが反骨精神の塊だった。意識して作られた誠実さも長年続けると本物になる。後半は芸人仲間からの評価。判りやすい解析で神髄に迫る。好著である。

  • ネアカで元気でへこたれず
  • 純情だからこそまっすぐな行動力が生まれる
  • フツーの生活が芸の肥やし


笑福亭鶴瓶論 (新潮新書)

笑福亭鶴瓶論 (新潮新書)