ライツオン

明治初期のお抱えイギリス人技師。日本各地に灯台を立てる。ここまでは史実に基づく。ハーフの青年が通訳として雇われ、彼の視点から一家と日本人の交流を描く。初め日本人を野蛮人と馬鹿にしていた技師もその技術と文化の高さに瞠目し、やがて互いに尊敬するようになる。もちろん創作ではあるが、別れのシーンは感動的。まずまずの出来。