ジャパンディグニティ

津軽漆が題材。家業の漆は衰退の一途。母親は離婚し家出。弟はおかまのディトレーダー。主人公のヒロインは内気で何をやってもうまくいかない。レジうちのパートを辞めて父につき漆職人を目指す。当然簡単では無いが、オランダの展示会に出したピアノが評判を呼び、一気に復活を遂げる。これまでの修理を受けたお客さんがさりげなく助けてくれるほのぼの系。弟や母親への家族愛もしっかり描かれ、いい作品に仕上がっている。漆器のいいものに触れてみたくなった。

ジャパン・ディグニティ

ジャパン・ディグニティ