長年合気道に勤しみ、大学では運動部顧問を勤める著者が、武道の修行とそこから見える宗教論にふれる。内容は各誌への寄稿の寄せ集め。特に合気道関連誌の部分は素人には理解しがたい論旨である。修行とは極言すれば平時に「自我」を規定する「額縁」を脱着できるようにする訓練とこと。
- 作者: 内田樹
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2013/07/17
- メディア: 新書
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長年合気道に勤しみ、大学では運動部顧問を勤める著者が、武道の修行とそこから見える宗教論にふれる。内容は各誌への寄稿の寄せ集め。特に合気道関連誌の部分は素人には理解しがたい論旨である。修行とは極言すれば平時に「自我」を規定する「額縁」を脱着できるようにする訓練とこと。