坂の上の坂

リクルートから転じて公立中学の校長となった著者。5年ごとに見事な転身を成功させて来た自らを例に、読者に老後への準備を問いかける。キーワードは成熟社会と価値観の多様化。会社人間のままでは残りの人生は厳しいものになる。現役時代からコミュニティへの参加が必要。特に教育関係のボランティアには需要が多いとのこと。坂の上に雲はないが、自分自身で最後まで良い意味の上り坂を登り切る努力が必要。説得力有り。