かの「暮らしの手帖」の編集長にして文筆家である著者が仕事術を公開。これは続編らしい。内容としては思考、想像、コミュニケーション、時間管理そしてグローバル。私より若い世代のクリエーターらしく非常に合理的で自分を中心に考える一方で、人間関係などは極めて古風で常識的な考え方である。個人的には参考にしたい部分と一般企業のサラリーマンには難しい部分とが混在。いずれにせよ注目したい書き手。
- 一考二案基本とする
- 「叩きようがない叩き台をつくる」=完成度を高めてから提案せよ。
- 敵対する人がもっとも正確に自分を評価してくれる。
- 嫌いな相手でも礼儀正しく、みんなに対するのと同じ態度を取る。
- 一日100回ありがとうと言う。(人でも物でも)
- 時間にもお金と同じで消費/投資/浪費がある。
- 仕事に支配されず、自分が仕事をコントロールする。
- 作者: 松浦弥太郎
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2012/09/20
- メディア: 単行本
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