オバマ政権成立から閣僚人事。アフガニスタンへの増派の決定までを克明に描く。戦争は対外的なものというより軍部との内部での駆け引き。文民統制が敷かれているアメリカでも組織の力というのはご多分に漏れない。克明な取材で描かれているが、オバマやヒラリー以外に登場人物像が描けない私には非情に読みづらい。後日談だがビランディン殺害はオバマの定めた撤退開始時期の直前。第2のベトナムとならずに済んだか、現段階での判断は難しいところ。2400C
- 作者: ボブ・ウッドワード,伏見威蕃
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2011/06/18
- メディア: 単行本
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