プリンセストヨトミ

大坂夏の陣以来400年にわたり、豊臣の子孫を守り通した大阪人の秘密巨大組織。明治政府と密約をかわし補助金により組織を維持する。35年ぶりの会計監査院との対決が軸。父子直伝の男たちが立ち上がる。当のプリンセスは自らの出自もしらず、正義感強く仲間のために喧嘩を辞さない中学生。作者得意の荒唐無稽な設定だがまあ楽しめた。さすがに3作目となるとホルモーやあおによしのようなキレはなくその意味では期待外れ。こちらも完全なながら読書で集中しなかったのも事実であるが。
B1571

プリンセス・トヨトミ

プリンセス・トヨトミ