ちょんまげプリン

現代のシングルマザー家庭に舞い降りたのは江戸時代からタイムスリップしてきた小普請組の侍。初めはドタバタで笑わせるが、家事を担当するうち菓子作りに才能を発揮し、一気に有名人となる。その反面醸成された母子との絆は薄らいでいく。最後はややほろ苦いハッピーエンドとなるが予定調和とも言えなくもない。現代人の無責任、教育に辛辣な批判が耳に痛い。

ちょんまげぷりん (小学館文庫)

ちょんまげぷりん (小学館文庫)