ボトルネック

東尋坊から異次元へ飛ばされた主人公。そこは実世界の鏡像世界で、自分の代わりに産まれなかったはずの姉が存在していた。二人の出会いから探りあい、互いの世界の差異を探るあたりの導入部が巧み。その差は結局自分が原因で、ボトルネックになっていることを知るという衝撃の結末。確かに面白かったが救いがないだけに読後感は悪い。

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