東京タワー

遅まきながら読破。筆者と母親それにヤクザの父親の帰し方を丁寧に描く。形式的には私小説に近い。オカンは数度にわたるガンとの闘病の末、最期を迎える。著者の人生観、親子感を語る部分と、実際のストーリーが交互に語られる形式。それぞれの交友関係も細かく描かれるが正直ややくどく感じられた。悪くは無いが評判ほどではない。

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~