世界の中心で愛をさけぶ

中学、高校の同級生カップルが大切に純愛をはぐくむ。しかし少女は白血病で短い生涯を閉じることになる。単純な筋立てであるが、互いを想い合う男女の会話は微笑ましい。前半の伏線としてかっての恋人の墓から骨を盗んだ祖父の慰めの言葉が主題か。映画が先行してなんとなく敬遠していたが上質の叙情詩に仕上がっている。一気に読ませて頂きました。

世界の中心で、愛をさけぶ

世界の中心で、愛をさけぶ