ネットの功罪 小此木啓吾氏による。

  • 匿名で別人格になれる
  • 全知全能の自分を感じる
  • 自分の気持ちを純粋に伝えられる
  • 特定の人との一体感
  • 気に入らなければいつでもリセット

この魅力に取り憑かれると「ケータイネット依存症」となり、仮想現実の世界から逃れられなくなる。すべての世代にわたり人間関係が希薄になっているのも、このネット社会の弊害。中高生の子を持つ親としては、自分の子供を見ると頷ける。彼らに「ノーケータイディ」を設けさせるのはなかなかハードルが高いだろう。